村の中で一番勢いのある農業をしている60代たちが口々に私に言うこと。
「あんな山畑捨てて、もっといい場所で作れさぁ!」
大型機械を使い効率を求めてきた農業には、山畑は必要ない時代になっている。
一つ一つの面積が小さい山畑は、完全に荒地になって手がつけられなくなっている。
誰が捨てたのかわからない、ゴミの山。
いわゆる不法投棄だ。夏は藪に覆われて見えないけど、今は目立つ。
この山畑を見放したら、もっとゴミが増えるに違いない。
この山畑を作るのは多分私が最後だと思う。それが悲しいかな。
自分のゴミは自分で始末するって、人として生きる基本じゃないのぉ?
そういう風に育てられなかったんかなぁ!と不法投棄のゴミを見てはムカついてくる。
【積小為大】小を積んで大をなす、私の農業はそれでいい。山畑を見捨てないよ。
